有名曲をずらりと引っさげて、もはや“マクリーン節 ”としか
表現しようがない独特の音色と歌いまわしで単刀直入に
アドリブを展開する
ジャズ喫茶 全盛時代に数多くの店から流れてきた
と言う名盤ながら、長らく再発されなかったせいもあり、
充分にファンに認知されていない作品。
ジャッキー・マクリーン は1960年代に入って大きく変貌を
遂げることになるのだが、ここではあくまでスタンダード重視。 決して多弁ではなく、どちらかと言えばボキャブラリーは豊富ではない
マクリーン のアルト・サックスが、どこか退廃的なムードを漂わせながら、
いかにもジャジーな雰囲気を醸し出している。
冒頭「ホワッツ・ニュー」では、ストレートに吹き込んでくるテーマが印象的。
敬愛するチャーリー・パーカーの名演が名高い「アイ・リメンバー・ユー 」では、
ハードバッパーとしてのメンモクを躍進させる好演を見せ、コール・ポーター作の
「アイ・ラブ・ユー」では、じっくりと演奏している。
「4、5&6」でのカルテット演奏と匹敵するジャッキー・マクリーン の魅力を
凝縮したワン・ホーン・アルバムだ。
ウォルター・ビショップ・ジュニアの端正なピアノと、強靭なジミー・ギャリソンの
ベースも聴きどころだ。
スイング・スワング・スインギン
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